死後の世界。『50%の法則』
生と死。あの世とこの世。
あるか、ないか。
序曲
この世の中に『死』というものを知ったのは、いつだったのでしょうか、物心がついた10才頃だろうか。『人はいつかは死んでしまう』と、死んだらどうなるんですかと、この質問さえ、恐ろしくて、人に聞くことができませんでした。この心も、この思いも、この喜びも、すべての意識が、無くなってしまう。人間は、いつかは土と化すと、無になるという。ううう、ありえない。そんなことはありえない。絶対に信じたくない。信じられない。それでは、生まれてきた意味がないじゃないか。
もし、神様が『死』を創ったというなら、そんな神様なんていらない、そんな恐ろしい神様なんていらない。
いやだ!いやだ!慟哭の叫びが、ぼくの小さな心臓を貫いた。
そして、それから、ずっと、晴れることのない日々が続いた。
とうとう人には言えない重度の病にかかった。
一生治らない病(やまい)、その名は『死、恐怖症』、不治の病です。死ぬのが怖くて眠れない。
【中国の杞憂(空が落ちてくるかもしれない、眠れないというお話)】。
それは決まって夜、寝付くか寝付かないか、まどろみの時、ふと突然に、湧きあがる『死』の思い。一瞬のうちに、巨大な絶望的な悲しみが襲いかかる。
そして、この物語の序曲は、なぜ、この『不治の病』が完治したのか。そして、一変して見違えるように元気になった理由。
「生きていることは本当にすばらしい!」と思えるようになった、一冊の本。これからのお話は、この原点からスタートします。
この不治の病を完治してくれた出会い。私の運命の人、その名は『シルバーバーチ』です。
『シルバーバーチの霊訓』全12巻。『古代霊は語る』近藤千雄訳。潮文社出版。『シルバーバーチ霊言集』桑原啓善訳。潮文社。
考えないようにする、考えても無駄?
『死』考えても分からない、考えるのをやめる。所詮分からない。科学的には絶対に証明できないお話。「人生の貴重な時間がもったいないです」こう説く、仏教者、哲学者、倫理学者、物理学者は大勢います。
車いすの天才理論宇宙物理学者「スティーブン・ホーキング」(1942~2018。76歳没)は、彼の遺言ともいえる近著(2019年3月15日発刊)『ビッグ・クエスチョン人類の難問に答えよう』の中で「神は存在しない。宇宙をつかさどる者はいない。天国も地獄もなく、人間は、死んだらゴミになる」という最終結論が語られています。
仏教への根源的問い。「あの世はありますか?」
お釈迦様は『無記』。
日本の、そして「世界の宗教」は、この問題をどう考えているのでしょうか。
《世界宗教分布》
第一位 キリスト教 22億(32%)
第二位 イスラム教 15億(23%)
第三位 ヒンズー教 9億
第四位 仏教 3億8700万
日本の宗教(週刊ダイヤモンド、平成21年度)
第一位 神社本庁 6800万
第二位 幸福の科学 1100万
第三位 創価学会 830万
(すべて、申告制。よって不正確?)
《シルバーバーチが現れる》
シルバーバーチが現れる。(1920年頃) イギリスの地に出現。
そして、1925年から~1981年の、なんと56年間の間の行われたホームサークル(=交霊会。約12名参加)での講演、質疑応答。
シルバーバーチって何者?
ええ、3000年前に死んだ人??
『霊』、『あの世』と聞いただけで、アレルギー反応を起こす方も、たくさんいると思いますが・・・
名をかたらない神庁の高級霊(シルバーバーチ⇒ニックネーム)が、レッド・インディアンという幽界の霊媒、更には地上の霊媒を通じて(二段階霊媒方式にて)おろされた最高級の霊訓。
(重大⇒レッド・インディアンが、シルバーバーチではありません。確かに当初は、自ら、自分はレッド・インディアンだと語っていましたが、途中から、正体を語ることなく、すべては話す内容で、真実を判断してくださいと)
(素朴な疑問。青森県の恐山のイタコや、沖縄のユタとの違いはなんですか?)
モーリス・バーバネル(1902~1981年79歳で没)という「霊媒」を通して、
彼が生まれる前からの「神庁による一大計画」「霊界主導の地球人類救済プロジェクト」
ハンネン・スワッハー(1879~1962年82歳で没。当時のイギリスで、反骨のジャーナリスト、『新聞界の法王』と異名を持つ超有名人)とモーリス・バーバネル(一介の記者)と『シルバーバーチ』とのトリオ(三人組)。
イギリスの、とあるアパートの一室での会合(交霊会・ホームサークル)で、
なんと、56年間(毎週金曜日、晩年は、月1回となる。一時期の中断あり)約2000時間の中で語られる「膨大なるスピーチ」をまとめ上げた、『シルバーバーチの霊訓』全12巻。
かつ、その中には「シルバーバーチの肉声」(テープ)が残されています。
多くが、質疑応答。
たとえば、
「幼子が、病気や、事故で他界した場合、人間としてこの世に生を受けた意味がないのではないでしょうか」
「今も、多くの人が死んでいます。神はなぜ、この第二次世界大戦を止めようとしないのですか」
人間では、絶対答えられないような、本当に多くの、難問、疑問に、シルバーバーチが明確に即答する。
そのたくさんの回答の内容の、すごさ、すばらしさに私は驚嘆し、「なんだそうだったのか」、ここには、宇宙、人生、文字通り、すべてが書かれているではないか。まさにこれこそ「神さまの言葉だ」と、魂が揺さぶられ、素直にこころのなかに入り込み、読めば読むほどその深淵なる教訓に、震撼しました。
ならば、だれが、読んでも私と同じように感動し、共感、共鳴するのでしょうか。「はいそうですか」「よく、分かりました」「すばらしい内容です」というわけには、なかなかいかないようです。
問題はこの点です。
なんと、シルバーバーチは、ここに関しても、はっきりと、述べております。
この本の内容に関して、まったく受け入れがたい方々に対してです。
「ありえないお話」「すべてが創作」「非科学的でお話にならない」等です。
シルバーバーチは、人間の予想されるすべての感想、異議、迫害に対しても、一節、個人に対して誹謗中傷することなく、
「あなたの理性に従ってください、受け入れがたいと思ったら、受け入れないで結構です。あなたの叡智で判断してくださいと」「私はあなたと議論するつもりはありません」と。
「私が知っている、すべての真実、すべての知識をただ提供しているだけです」と。
*あの世への切り替え(死からあの世へ)は、波動(バイブレーション)の切り替え。周波数(チャンネル)の切り替え。
その鍵(カギ)が、『死』。あの世とこの世は、重なっている。
≪参考≫
*イエス・キリスト(紀元前4年から6年~紀元後30年ごろ。約2000年前の人)クリスマス12月25日は、誕生を祝う日)(33歳で天上へ)
*一方、お釈迦様は、紀元前5世紀ごろ、2500年前の人。北インドに生まれる。35歳で悟りをひらき、80歳で没。
ナザレのイエス
神庁(最高級霊団)の『イエス』を長とする5000以上のメンバーからなる神々の霊団
⇒シルバーバーチ霊(通信霊)
⇒レッド・インディアン(霊界の霊媒)
⇒モーリス・バーバネル(地上の霊媒)
⇒交霊会のメンバー。(交霊会の主催者が、スワッハー氏です)
なんと、5段階のプロセスを経て、かつてない、最高レベルの霊界通信。
キリスト教(キリスト)とナザレのイエスの関係。
「私(シルバーバーチ)の話が、真実かどうかは、あなたの理性で判断してください。受け入れがたいお話と思われたら、受け入れなくて結構です。あなたの叡智で判断してくださいと」再掲。
死後の世界、魂の実在を説いても、まったく信じられない人に、一生懸命説得しても難しい(本人の霊性の問題)。その人は、まだ、そのレベルに達していない(厳しいお言葉)。
ただし、「そういう人も、いつか必ず分かる時が来ます」「霊的真理を、受け入れる用意のある人に施す」これが、シルバーバーチの一貫した姿勢です。
死後の実在について、霊的真理について。
(平安時代の人々に、「地球が丸い」ことについて、説明しても理解不能、また、「今の時代は、携帯電話というものがあって、世界中の人々と話ができるんだよ」、とお話しをしても、理解不能、意味さえ分からない。「あなた達は、頭がおかしいですね」と言われかねません。
◇◇◇◇◇
①あの世の実在。この世はコインの裏側、あの世こそが、真実の世界です、コインの表です。
霊界の方が実在で、地上はその影なのです。
この世は、100年、あの世は無限大。あの世は100億年以上ということですか?永遠の生命!
「たった、100年しか生きていない私が、1万年1億年の世界を語ることは出来ない」
「ほんのつかの間の人生体験で、永遠を推し量ることはできません」「一滴の水が大海を語ることができるのでしょうか?」(シルバーバーチ)
②死後の世界は、「死んだら分かる」では、手遅れ?
③ 智とはなにか?叡智とはなにか?人類の叡智とは、なんですか?
⇒人間は、叡智はあっても、生きていくうえで最も大切なことをまったく知らない。
叡智とは、死後世界の実在を知ること。霊的真理を知ることです。(シルバーバーチ)
霊的実在、霊的知識は、「肉体という鎧」をつけた人間には、無理からぬこと・・・
『霊的無知』⇒シルバーバーチの最大の目標は、[霊的無知]からの解放。人間よ、魂を覚醒せよ!(あの世の実在、魂の実在を知る)⇒魂の進化・向上。
神の摂理・霊的真理⇒人生の目的は、「人のために尽くすこと」
「地球はトレーニングセンターです。あんた方が嫌な体験と思っているものが、最高の薬となっていることがあるのです。本当の自分を見出すのは日向(ひなた)の生活ではなく、嵐の生活の中なのです。雷鳴が鳴り響き、雷光がひらめいている時です。人間は絶頂もどん底も体験しなくてはいけません。魂にみがきをかけるためには、ぜひとも厳しい試練が必要なのです。魂の偉大さは苦難を乗り越えるときにこそ発揮されます.失意も落胆も魂の肥やしです。人生は長い闘いであり試練です。それが地上生活の目的なのです」(シルバーバーチ)
「人間の生活には過ちはつきものです。その過ちを改めることによって魂が成長するのです。何もかもうまくいき、何一つ思い煩うことのない人生を送っていては、魂の力を発揮することはできません。
地上という戦場において、魂の兵器庫の扉を開き、「神の武器」を持ち出すこと、これが「悟りを開く」ということなのです。
人生の「苦難や失敗」は、むしろ乗り越えるべき「ありがたいこと」、喜ぶべきこと。
これこそが「ご利益」です(『真逆の法則(両極性の法則)』真の「ご利益」とは、「苦しみ」です。「困難」です)
金塊もハンマーで砕かないと、その純金の姿を拝むことはできない。
⑤シルバーバーチが語る、宗教とは、『人のために尽くす』これが、すべて。それ以外の何物でもないと。これが「宗教とは何かに」対する回答ですと。
随分簡単ですね。たった一言です。英語で『SERVICE・service(サービス)』
言葉を変えると、
「愛と奉仕」「利他の心」「仏教で言うところの慈悲のこころ」これが、シルバーバーチの一番の根源を成す、宗教への『回答』です。彼は、本当に、何度も、何度も、『人のために尽くせ』と言っております。
人と人の争い、国と国の争い、戦争はありえないと。
サービス(利他)が、魂の覚醒の、人類救済の『キーワード』だと。・
⑥自己中心的、幸せ論を否定。
⑦自己中は、人類を滅ぼすガン。
⑧現代にあるのは、自己中心的な愛、一方的な愛、真実とは程遠い愛、愛欲の男女の愛。あなたの愛を、夫婦の愛を、あの世でも添い遂げられますか?
(あの世は、究極の愛の世界。真実の愛の世界です。しかし、現世でどんなに愛し合っていても、あの世へ行くと、二人が同じ霊格でないと残念ながら徐々に自然と離れていってしまうという)
⑨「シルバーバーチ霊訓、全12巻」その中身は、語られている内容は、
まさに『信じられない驚異の世界』です。そして、その本の内容は、
すべてに、愛が満ちています。彼は、愛のメッセンジャーです。
その内容は、国会図書館のすべての本を凌駕し、その一行は、万行に通じ、その一巻は、億冊、兆冊を超える。(私の、正直な思い、感想です)
(このお話の主は、はるか遠くの過去(未来)から、全ての叡智を従えてやってきた)
なんと、そこには、この全宇宙、神、森羅万象、あの世、魂、人生の目的、人間の生き方、すべてが書かれています。
(ただし、残念ながら、理解しがたい人にはきのう読んだ漫画本の方が、週刊文春の方が、はるかに感動的でおもしろいかもしれません)
たとえ読んだとしても、人生の通過点の一冊、一冊だけ読んだだけ。「私が、感動した本の中の一冊です」。で、終わってしまう方々も多いと思います。
私は、この本(シルバーバーチの霊訓)を読んだ瞬間、この本は、間違いなく『神さま』(最も近い人)が書いたものだと確信しました。人間には絶対にこれは書けないと。(確信的想い)
ああ、それなのに・・・
今回、二度目の廃刊になってしまった(平成29年12月)。この12巻は、本屋さんには売っていません。でも、現在、アマゾンで『復刻版』として第5巻まで発行されています。大丈夫です。ご安心ください。ただし、シルバーバーチの関連図書は多数出ています。
このシルバーバーチの本は、東洋圏では、日本しか、翻訳されていません。【翻訳者、近藤千雄(かずお)・桑原啓善(ひろよし)の功績は偉大なりと思いました】
なんと、このスピリチュアリズムの普及は、今や、イギリスではなく、日本が最先端先進国、最大の普及国です。大きく低迷するイギリスのスピリチュアリズム界・・・
この本は、英語圏のみ、中国やインドでも残念ながら翻訳発行されていません。
《シルバーバーチが語る、驚異の世界》
『魂の世界』とは、『物質のない世界』とは、『時間がない世界』、いったいどういう世界ですか?
現代物理科学 『エネルギーE=質量m×光速度cの2乗』がまったく通用しない世界。
異次元の世界。衣食住のいらない世界。お金のいらない世界。肉体がないので病気にならない世界。究極は、男も女もない世界(霊界)・・・・・
重大⇒*あの世のエネルギーはなんですか?『霊力。霊のエネルギー』です。【実は、この世界も霊の世界なのです。神(大霊)の世界です】
太陽エネルギーや、物理的なエネルギーではない。なんと、現代のすべての物理学、量子力学が通用しない別世界です。
たとえば、すべての創造主である、根源たる「神」について、その実在を、現代の最高の「物理」「科学」で、すべての人が納得し理解できるよう「証明」してくださいといっても無理です。これからも無理です。そもそも証明できるものではないからです。人智を超えるものです。
しかし、その一方で、多くの人は、「だから、神など存在しないということです。神は人間が考えた創造物にすぎない。実在しないということです。故に、あの世ももちろんありません、人間は死んだらゴミになるということです(物理学者、ホーキンング博士)」も当然の考えともいえます。
では、質問です。「あなた」は、だれが創ったのですか。この神羅万象、宇宙は、誰がつくったのか。偶然にできたのか、たまたまですか?「そんなことは考えたこともないし、考えても分からない」ですか?
私は、もう10歳のころから、神の存在をひしひしと、感じてきました。一輪の花に、小さいアリんこにも、「神」の存在が感じられました。頭がおかしかったのでしょうか・・・。
☆ ☆ ☆
あの世は、現世と完全にリンクしている。断絶しているわけではなく、繋がっている。ピッタリ重なっている。波動(バイブレーション)が違うだけ。
⑪なんと、あの世は、すべてが、『想念』の世界。こころの世界。思ったことが現実となる世界。魂の世界。(幽界は、サマーランド・そして、霊界は、幽体を脱ぎ捨て霊体となり、更に進化した世界)
霊界では、あなたの心は、すべて丸見えです。オープン・ザ・ドアです。
物欲にまみれている人には、絶対に行きたくない世界かもしれません。
◇◇◇◇◇
ここからは、私の魂が反応して、震撼し、感動した核心部分です。
あなたは、『神の子』です。
すべての人間は「神の子」です。
神は、求めるのではなく、すでにあなたの心の中にある。すべての人間は「神の子」です。
私(イエス)は「神の子」です。神ではありません、と。そして、あなたも、私と同じ「神の子」です。
もはや、神を求めて、「宗教」を探すことはありません。あなた自身が神です。神の子です。
神の子=『神の道具』、神の通路、神の使途、神のしもべ、神の分霊、神のミニチュア。
あなたが、やるべきことは、あなたが神から授かった『霊性』を高めること、魂の進化、向上です。この世でやるべきことは、まさに、『人のために尽くす』、『愛と奉仕』それこそが、神の子たるあなたが、現実世界でのやるべき責務です。『日々の行い』がすべてです。
日常がすべてです。
恐れるものは何もありません。神の子たるあなたは、いかなる苦難も乗り越えられます。
悟りとは、何か、自分が『神の子』であることを知ることです。そして、それを実践する事(SERVICE)です。
注**仏教の悟りとは、生きるとは『苦』(=「人生は思い通りにはならない」)である事を知ること。真理に目覚め、迷いを払拭すること。
一切皆苦・諸行無常・諸法無我・涅槃寂静(=日蓮宗。悟りの概念は、宗派によって多少異なります)
間違っているご利益願望⇒不幸の回避、災難、困難、苦しみの回避⇒自分の幸せの追求。
シルバーバーチの使命
「私どもの目的は、人生の難問を避けて通る方法を伝授することではありません。艱難(かんなん)に真っ向から立ち向かい、これを克服し、一段と強い人間に生長していく方法を伝授することこそ私どもの使命なのです」
シルバーバーチの教え⇒魂の覚醒、神の摂理、霊的真理を知るれば、この世は、一転して、バラ色に代わり、「生きるとは、まさに喜び」となる。
あなたは、無限大の力を秘めた、全知全能の神の子です(分霊を宿している)。ただ、残念ながら、まったく、それに気が付いていません。
シルバーバーチの使命
「私どもの願いは、地上の人間に『生きる喜び』を与え、地上生活の意義がなんなのか、宇宙において人類はどの程度の位置を占めているのか、その宇宙を支配している神と、どのようなつながりをもっているか、そしてまた、人類同士がいかに強い家族関係によってむすばれているかを認識してもらいたいと、ひたすら願っているのです」(シルバーバーチ)
『宗教』とは(一般的には)
➀神、もしくは神の代弁者がいる、いわゆる教祖。
②経典(聖書・仏典等)
③組織(大きな組織)
④布教(できるだけ信者を増やすこと)と、お布施(お金)。布教とお金は、ワンセット。
⑤建物(神殿・教会・モスク・仏殿等)
以上。
日本では、シルバーバーチの二人の翻訳者。近藤千雄(かずお)、桑原啓善(ひろよし)等彼らの功績によって広まった。
『みにくいアヒルの子』のお話。自分自身がなんと、か弱きはかなく死んで行く人間ではなく、なんと神の子だった。アヒル(人間)は神だった。内なる神『内在神』。
(このアヒルの話は、今から、30年以上前、私が30歳ごろ、はっと閃いたお話です)
ヘンデルとグレーテルのお話。(本当の幸せを求めて、すべてはあなたの心の中にある)
シルバーバーチの本を、ただ漫然として読んでもそれだけではダメです、すべては日常です。日々の生活で如何に実践できるかです。(分かったつもりでも、なかなか実践が伴わない。実は、本当の意味で分かっていない。)
カルマの法則。輪廻転生
この世は「人生学校」「教習所」「魂を磨く実践道場」、あなたは(私は)、合格点をもらえて、今度こそ現世を卒業できますか。
生まれ変わり。再生・輪廻転生。カルマの法則・因果律
(皆様は、死んだことがあります。生まれ変わりです。再生霊(魂)です。ただし、前世はおそらく覚えていないと思いますが・・・)
私たちが、めざすのは、神に近づくこと。絶対善の世界・美しき心の世界。ただし、創造主たる神には絶対になれませんが、無限に近づくことができます。
もし、その域に達すると、時間を超越し、(もともと、あの世は『現世的な時間』のない世界です)大銀河を縦横無尽に行きかうことができます(神庁の更なる上)、信じられない驚きの世界が待っている。)
最上階には、神庁が控えている。(幽界⇒霊界⇒神庁(最高級霊界)⇒更なる高みをめざして。無限の進化。
実は、あの世は、霊格に応じた階層世界です。底辺には、低級霊。未熟霊。
同じ霊的レベルの人が自動的に集まってくる世界。
「親和性の法則」
厳格なるシルバーバーチの世界。しかし、一方では、やさしさと愛に満ち溢れたシルバーバーチの世界。
シルバーバーチの語りは、まさに「人類への警告」ではあるが、それは無限の愛に包まれた、「人類救済計画」(⇒地上天国の実現)であり、あなたの人生を一変させる「愛のメッセージ」です。このイエスの計画にかかわっている神々の数は、5000以上です。そして、その背後には、たくさんの神々がいる。
シルバーバーチが教える『10の驚異の真実』
➀あなたは神の子です。
②神の子とは何か。あなたは現世で、やるべき神の子としての、日々の実践(行い)がある。行いがすべてです。
⇒ひとのために尽くす(サービス・service)・愛と奉仕・利他。 それに尽きます。現世もあの世も共通、すべて、魂(こころ)の進化、向上が人生の目的です。
③神の実在を知る。魂の実在を知る。『魂は不滅です』『あなたは不滅です』
神の摂理。神の真理。
神の公正は絶対です。
「神は、木の葉一枚が落ちるのも見落とさない」
【すべては、日常の行い】
神をまったく信じない人、あの世をまったく信じない人でも、日常の行為、実践が、神の摂理に合っていれば、その人は、霊性が高い。逆に、霊的真理を知っていながら、実践がまったく伴わない人の罪は重い。(注*おどくべきお話だと思います)
④カルマの法則。因果律。神の公正は完璧。
「蒔いた種は、刈り取らなければいけない」
神と大宇宙の関係を知る。(全宇宙のシステムを知る。大宇宙全図=霊宇宙全図)
⑤神の子は、すべて『神的視野』で、物事が見え、実践すべきことが鮮明に見えてくる(霊性進化・向上により)
⑥人生の目的が、鮮明に見えてくる。愛と奉仕(サービス)。
⑥苦の哲学⇒艱難汝を玉にする。苦しみは無くてはならない大切なもの。
『鋼(はがね)は、炎の中にこそ鍛えられるのです』
⑦自分が、全知全能の神のパワーを、すでに内在していることを知る。
⑧神の子として生まれてきたことへの、感謝と究極の喜び。人生はすばらしいと思える境地に至る。
⇒ただし、霊性が高くなればなるほどに、「謙虚さ」が増す。
その人の霊格の高さは、【謙虚さ】に現れてくる。
⑨すべての人が、神の子として繋がっている。すべての人が、神の子。
すべての人が、霊的兄弟、霊的家族、霊的同胞。誰一人として見放されることはない。⇒人類の目標は、相互扶助。
すべての人が、神の愛に包まれている。
⑩輪廻転生を、繰り返して、魂の進化・向上をめざす。最終目標は、創造主たる神になることはできませんが、無限に近づくことができる。
以上。
12巻を、読み終えた私は、驚愕しました。
「死の恐怖感」がまったくなくなり、私の不治の病「死恐怖症」も、完治しました。
そして、生きる喜びで、こころがいっぱいになりました。
生命を宿し、生きていることは、本当にすばらしいことです。
あなたは、この話を信じられますか?
2008年~
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