シルバーバーチ あなたとはなにか!

エッセイ
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【あなたとは、意識です】

人間というのは、自我意識を表現している存在です。

意識」がすべてです。

意識そのものが「個」としての存在であり、「個」としての存在とは「意識」のことです。

意識のあるところには必ず個としての「霊」が存在し、個としての「霊」が存在するところには必ず「意識」が存在します。  【スピリチュアルメッセージP77】

魂=霊+意識

《あなたが、この世に初めて生まれた瞬間》

【霊はいつ肉体に宿るのでしょうか】

「霊」としてのあなたは、無始無終の存在です。(霊=大霊=神)

なぜなら、霊は生命を構成する要素そのものだからです。

あなたという存在は常にありました。生命力そのものである宇宙の大霊の一部である以上、あなたには始まりというものはありません。

が、個体として、つまり他と区別された「意識ある存在」(自我意識を持ったあなた)としては、

その無始無終の生命の流れの中の、どこかで始まりをもつことになります。あなたの誕生

受胎作用とは、精子と卵子とが結合して、生命力の一分子が「自我」を表現するための媒体を提供することです。

生命力はその媒体が与えられるまでは顕現されません。

それを地上の両親が提供してくれるわけです。(補足・希望する両親が何らかの原因で不可能の場合は、別の両親から生まれます。あなたは必然的に生まれてきます。偶然に生まれてきた訳でも、奇跡的に生まれてきた訳でもありません)

精子と卵子が結合して新たな結合体を作ると、「小さな霊の分子」が、自然法則に従ってその結合体と融合し、かくして物質の世界(この世)で顕現を開始します。

私の考えでは、その時点が「意識」の始まりです。

その瞬間から意識を持つ個体としての生活が始まるのです。(地上での、人間としての人生体験の始まり)

まさに、あなたの誕生です。あなたという、個別意識(自我意識)を持った永遠不滅の「魂」の誕生です!

それ以後は永遠に、個性を備えた存在を維持します。

すなわち、あなたは不滅なのです。魂は、不滅です。あなたは神から生まれた、『神の子』です。

以上

【スピリチュアルメッセージ(p203) シルバーバーチの霊訓(三)第11章「霊と意識の起源」】より

あなたは、本来が霊的存在であり、それが肉体と言う器官を通して自己を表現しているのだということです。霊的部分が本来のあなたなのです。(一)p26

   ★  ★  ★

あなたは、大霊から生まれたのです。

意識とは、自分が何であるか,誰であるかについての認識のことです。

魂とは、⇒自我を表現している「意識」を持った霊。

神は、無限な大きな意識体。

  • 神を否定し冒涜し、かつ極悪の限りを尽くしても、その魂は神によって、消滅させられることは絶対にありません。なぜならあなたは神(大霊の一部)だからです。(魂の不滅)(神は愛)
  • 聖書の、「最後の審判」による、永遠の業火に焼かれる「地獄」は存在しない。

全世界の書物の中で、「あなたの誕生」をこのように「霊」としてとらえて、明確に書かれている本は、他に見当たりません。

注※ あなたという、個別意識は、必ず、物質世界(地球)の肉体という媒体を通して生まれてくる。

(例外は、天使と妖精です)

あなたの、この物質世界での故郷は、地球ですが、本当のふるさとは霊界です。

あなたは、両親から生まれてきましたが、本当の親は、大霊です。(神は、人間にとって霊的親です)

あなたは、肉体を備えた霊的存在なのです。

あなたは、霊をたずさえた肉体ではなく、肉体をたずさえた霊である。実在は、霊なのです。

あなたは、死んでから霊になるのではありません。こうして生きている今から立派に霊的存在であり、だから死後も生き続けられるのです。

神の子。大霊の子供・大霊の一部。ミニチュアの神。ミクロの神。

あなた方、一人ひとりが大霊であり、大霊は、あなた方一人ひとりであるといえます。

決して、宇宙の広大な空間の中に忘れ去られた、取るに足らない存在ではないのです。宇宙の大霊の一部として、常に無限の可能性に寄与しているのです。

注※ 自我意識(個別意識)を持つものは、人間だけです。

動物(哺乳類)の世界には、その奥には「類魂としての意識」はありますが、個別意識はありません。死後は、いずれ動物という類魂の中に吸収されていきます。

注※ヘビには、意識はありません。ノミや、シラミにも意識はありません。

「意識」があるもの(動物)を殺すことは間違いです。p223

【重大】

 以上が、あなたとは何かの、まさにこの大宇宙に、初めて「個別意識」をもって「おぎゃあ」と生まれた。その瞬間を述べています。

しかしながら、もうひとつの重大なる側面があります。

お話は、これだけでは終わりません。

まだ、驚嘆なる「大いなる続き」があります。

あなたは、あなたが思っているより、はるかに大きな存在です。

  1. 顕在意識と潜在意識
  2. パーソナリティーとインディビジュアリティ
  3. 類魂と再生

新しい霊と古い霊

あなたも、必ずどちらかに該当します)

「スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ」10章「創造は無窮です」より。P212~

質問「創造は永遠に続くものであり、従って「再生してくる霊」とは別に「新しい」霊が、常に生まれてくるという考えは正しいでしょうか」

霊に、「新しい」、「古い」はありません。

あなたは、霊としてはずっと存在しております。

が、しかし、  P213(11行目)

〔初めて地上に誕生してくる霊〕に限って言えば、   

そうした霊には地上での表現を始めるまでは、個体性つまり「人間的意識」は所有しておりません。

人間的意識は地上への誕生とともに始まります

霊が個別意識として自我を認識する上で、決定的な媒体を提供してくれるのは、物的身体です。

〈ここからは、すごい質問です〉

質問「地上へ誕生してくる者の中での『新しい霊』と『古い霊(再生霊)』との割合はどれくらいでしょうか」 P213

回答「そういう質問には、およその数字すら不可能です。ですが、たぶん、ほぼ同じくらいの割合ではないでしょうか。」

(シルバーバーチの当時の1950年の世界人口は、25億なので、約12億が、新しい霊ということになる。現在は、世界人口はその当時から急激に増えて78億です。再生霊が急激に増えていると思われます。私見。)

質問「となると、地上には常に進化の程度の高い霊と低い霊とがいることになりますね」

回答「当然そうなります・・・・・」

質問「進化の程度の低い魂が、世の中の問題のタネとなり、進化を遅らせることになるのでしょうか。」

回答「それはそうです。・・・・」

   あなたは、大霊の子です。

   あなたの人生の目的は、霊的成長。

   そして、

    神に、一歩でも近づくことです。

   


【シルバーバーチの霊訓から】意識とは

ーー 生命の尊厳ということがよく言われますが、私はこれにも限界があるよう に思うのです。この論理を極端におし進めると、 病原菌も生命の一種だから神 聖であるということになって、 人間の生命を危険にさらすという愚かなことに なりかねないと思うのです

「意識はどの段階から始まるかがポイントです。 病原菌に意識があるでしょう か。 ヘビに意識があるでしょうか。ノミやシラミに意識があるでしょうか。 微 生物に意識があるでしょうか。

もちろん一般に言われる意識、 つまり自我意識という意味での意識はありま せん。 意識とは自分が何であるか、 誰であるかについての認識のことです。 こ れは菌類にはありません。 が、 意識的生命のあるところには造化活動がありま す。 ですから、その意識に干渉して顕現の自由を妨げることをするのは間違い です」

ーー しかし動物には今おっしゃったような自我意識はないのに、 屠殺はいけな いとおっしゃってます。

「動物の世界には個的意識はなくても、 その奥には類魂としての意識が存在し ます。 動物よりさらに下がると類魂の意識もなくなります。 微生物には意識は ありません」

ーー 微生物には痛みを感じる機能がありますか。

「ありません」

ーー では、殺すということに痛みが伴うか否かで判断すべきでしょうか。

「“意識”を指標とすべきです。 意識があるかぎり、 それを殺すことは間違いで す。 人類は死という“解放者”が訪れるまでに、 内在する霊の豊かさを発揮する 自由を心ゆくまでエンジョイすることが許されております。 しかし、 しょせん 地上世界は発展途上にある未熟な世界です。 それゆえ、 同胞のためと思ってす ることが他の生命の権利に干渉する事態がどうしても生じます。 そこでわたし は動機――誠実に、 純心に、 そして正直に人のためと思って行うという心がけ を重視するのです」

(中略)

「それとは別に、 無益な殺生が行われています。 食料とするための大量の屠 殺、スポーツという名のもとでの狩猟――こうしたものには弁解の余地はあり ません。 生命は神聖です。 大霊のものだからです。 生命に意識が芽生え、 そし て人間的形態をとれば――いえ、 それ以前の動物形態の段階においてさえも――尊厳をもって取り扱われるべきです。 生命を安っぽく取り扱ってはなりま せん。 生命の一つひとつが大霊の表現なのです。 人間には生命をこしらえるカ はありません。 ならば、 その生命が顕現しようとする身体を破壊することが人 間に許されるはずがありません」

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